【StarCraft2】スタークラフトは何故日本で流行らないのか

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StarCraftが日本で流行ってない理由は?

 

唐突に好きなこと語るよ!

学生時代、友人から勧められたゲームがありました。その名は「StarCraft」

当時はBlizzard社のこともRTSというジャンルのことも知らなかったのですが、勧められるがままやってみると、その奥深さにどんどんハマっていきました。

StarCraftは面白い。それは1998年から世界中で根強い人気を誇っている点からも間違いないです。

しかし日本では全く流行っていません。名前を始めて聞いたという人もいるのではないでしょうか。

何故日本ではこれほどまで流行らなかったのか。今回はその原因について、浅学ながら語っていきます。

 

そもそもStarCraftとは?

 

StarCraftとは、Blizzard Entertainment(ブリザード・エンターテイメント)が1998年に発売されたRTS(リアルタイムストラテジー)ゲーム。プレイヤーは、

  • 戦闘機などの兵器や武装した人間で構成されたTerran(テラン)
  • 凶暴で野生的なエイリアンで構成されたZerg(ザーグ)
  • Zergよりも知的な文明を持つ宇宙人で構成されたProtoss(プロトス)

という3種類の種族の中から1つを選んで戦います。

本当にざっくりとゲームの流れを説明すれば、

  1. 資源を集める
  2. 資源を消費して兵士(ユニット)や施設を増やす
  3. 育てたユニットで敵プレイヤーを拠点を攻撃する

となります。いや、もっと複雑かつ面白いゲームなので、気になった方は是非プレイ動画をご覧ください…。

【YouTube】StarCraft2の検索結果一覧へ

 

1:日本人に不向きな操作性

StarCraftのジャンル:RTSとは?

ゲームには基本的にジャンルがあります。ドラクエは「RPG(ロールプレイングゲーム)」、スーパーマリオは「アクション」と区分されるように、StarCraftはRTS(リアルタイムストラテジー)というジャンルに当たります。

そもそもRTSという言葉を始めて聞く方が多いのではないでしょうか。それもそのはず、日本の有名ゲームでRTSというジャンルはほとんどありません。

あえて挙げるなら、「伝説のオウガバトル」、「半熟英雄」シリーズがRTSに区分されるようです。海外のRTSゲームなら、「クラッシュ・オブ・クラン」が日本で一番有名かもしれません。(wiki調べ)

このRTSというジャンルに日本人は慣れていない点こそStarCraftが流行らない原因だと私は考えています。

ここで「慣れていなければ練習して慣れればいいじゃん」と思うかもしれません。しかし残念ながら、RTSに慣れるというのは一筋縄ではいかないジャンルなのです…。

その理由をこれから説明していきます。

 

ゆっくりプレイなど許されないリアルタイムバトル

RTSはその名の通り、リアルタイムにゲーム内の時間が進んでいきます。ドラクエやポケモンのようにターン制ではありません。

どういうことかというと、自分のターンが終わるまで相手は行動を待ってくれないのです。自分があれこれ考えて操作してる間に、相手もどんどんゲームを進めてこちらを攻撃してきます。

そのため、相手の動きに対して瞬時に対応する瞬発力次の一手を早く決めるための判断力が求められます。

RPGのように「次はどのコマンドを選択しようかなー」などと長考する余裕はありません。じっくり考えてゲームをプレイしたい人はここで脱落してしまいます。

 

複数の味方をマルチタスクに操作することが不慣れ

ターン制のゲームよりもアクションやシューティングなどのジャンルを好む人は、瞬発力や判断力に長けているかもしれません。

しかしアクションもシューティングもプレイヤーの分身である1人のキャラクターを操作するのが基本です。

RTSではプレイヤーが操作するのは1人のキャラクターだけではありません。大量のユニットを生産し、軍隊のようにユニットたち全員を指揮するため、いくつもの集団を同時進行で操作していくことになります。

つまり、マルチタスクを上手く処理する能力が必須になってくるのです。

これがRTSの最大の特徴であり、操作の難易度が跳ね上がる原因となります。

恐らくマルチタスクが必須能力となるゲームは、和製ゲームでほとんどないのではないでしょうか。

このように、「ターン制ではない」かつ「複数の味方を1人で同時に操作する」というゲーム性は日本人にとって馴染みのないゲームと言えます。

そして「瞬発力」「判断力」「マルチタスク」の能力を磨くというのは想像以上に難しいのです。少なくとも私にとっては。

StarCraftを初めてやってみて楽勝だと感じる人は、相当センスがある人と同時に頭の回転が早い人だと思いますね。

 

2:有益な情報が得られない「言葉の壁」

攻略情報は英語ばかり!?

StarCraftの操作性を克服できても次に「言葉の壁」が立ちはだかります。

「StarCraft」および「StarCraft2」は1998年(2は2010年)からいまだに世界のプレイ人口が衰えていないにも関わらず、日本の攻略サイトがほとんどないのです。

試しにGoogleで検索してみてください。おそらく2010年〜2017年くらいの記事でさえトップに出てくる現状のはずです笑(2018年9月現在)

ちなみにStarCraft2は2018年でもeSportsとしてちゃんと世界大会が開催されています。それにも関わらずこの情報量はあんまりにも…。

同じくBlizzard社のゲームである「ハースストーン」も世界大会が開催されていますが、日本語での情報量は天と地ほどの差があるのではないでしょうか。

 

そもそもStarCraft2が日本語対応していない

StarCraft2」は2018年現在、日本語に対応していません。チュートリアルもユニット・建設物の説明も全部外国語です。

これも日本人が取っ付きにくい原因かと思います。日本人は外国語に弱いですからね…。

ちなみに「StarCraft: Remastered」(1のリマスター版)は日本語に対応しています

1690円かかりますが、StarCraftってどんなゲームなのか興味がある人は買って損はないかと思います。

StarCraft: Remasteredの購入ページへ

ちなみに「StarCraft: Remastered」はユニットもストーリー映像も日本の声優さんが声を当てており、面子が豪華。

CV:大塚芳忠さんのシージタンクがお気に入りです。

 

初心者が強くなるためのハードルが高すぎる

右も左も分からない初心者なら、昔のサイトでもどんなゲームなのかを知ることはできるでしょう。

中でも日本語wikiはインストール方法の記事から各種族のユニット・施設の個別解説記事まで揃っているので、初心者はまず最初に見るべきサイトとなっています。

StarCraftⅡ:Legacy of the Void 日本語wikiはこちら

しかし基本的なルールを理解して初心者卒業となっても、対人戦で勝率を上げるためには「ビルドオーダー」を知らなくてはいけません。

「ビルドオーダー」とは格ゲーでいうコンボのようなものでしょうか。あるいは将棋でいう「穴熊」や「矢倉」といった囲いのようなもの。まるで将棋だな

StarCraftはこのビルドオーダーを頭に入れて、「序盤はこのタイミングでこの施設を建設して、このユニットを生成して〜」など序盤からどのような流れを作るか決めておくのが勝利に大きく関わってきます

様々なビルドオーダーを知って、どのような戦略があるのか情報を集めるのが強くなる近道でしょう。

しかし先述のように日本語サイトでは情報を集めるには限界があるので、海外サイトを利用するしかありません。

もしくは日本人プレイヤーと交流して情報交換をする手もありますが、いずれにせよハードルは高いと言えます。

 

3:宣伝がない

昨今ではソシャゲ、コンシューマーに関わらず様々なゲームが宣伝を行なっています。

どのような形であれ、広告は知名度を上げるのに効果絶大だと思います。

しかし日本でStarCraftの広告を見ることはありません。

ただの推測ですが、世界中でプレイヤーは継続しているのでわざわざ日本で広告なんて打つ理由がないのでしょう。

結果的に日本でStarCraftの知名度は上がりませんし、日本のプレイヤーは増えないんでしょうね。

 

おまけ:スタクラ不人気は格ゲー衰退の原因と類似している?

 

ここまでStarCraftが流行らない原因を指摘してきましたが、ここでふと頭に浮かぶのが格ゲーの衰退原因。

  • 基本コンボ(ビルドーオーダー)を始めとする練習が必須

→初心者のハードルが上昇

  • 上達するには対人戦で負けて覚えるトライアンドエラー方式

→負け続けでモチベーションの低下

と、なんとなく人気が出ない原因が重なってしまうんですよね…。ただの持論ですが、例え日本でStarCraftが脚光を浴びても継続してプレイしてくれる人はあんまり残らないのかなぁと。

面白いけどつくづく日本人の感性と合わないのかなと悲観してしまいます。

 

最後に:なぜこの記事を書いたのか

eSportsが流行って何故StarCraftは流行らないのか分析

この記事を書いた理由の1つとして、最近eSportsという言葉をよく聞くようになったからというのがあります。

2018年9月には第18回アジア競技大会のeスポーツ競技となる「ウイニングイレブン2018」にて、日本代表が優勝してテレビなんかで取り上げられていました。

それに続く形でeスポーツの特集なんかも報道番組で見かけたので、StarCraft2も日本でひっそりと競技人口とか増えてるのかなーと検索して見たらそんなこともなく…。

いや、日本語攻略サイトが充実してないだけで日本人の競技人口は増えてるかもしれないんですけどね!

実際にStarCraft2の日本人プロゲーマーはいますし、5chのスレで書き込んでる人もいますし。

それにしても日本の攻略サイトが増えないのは何故なんだろうと自分なりに分析した結果、この記事を書くに至りました。

 

StarCraft2をやってみよう!

ここまで書いてなんですが、私はStarCraft2のプロを目指している訳ではありません

もっと言えば、別に日本人からStarCraft2のプロゲーマーが増えたり大会の優勝者が増えて欲しいという願望もありません。

プロを目指している方は頑張ってほしいと思いますが、「プロになれ!」というのはただの押し付け願望ですからね

ただ、面白いゲームなので日本では埋もれたままというのがすごく勿体無いなと感じています。

この記事を読んで少しでもStarCraftに興味を持ってくれたならブロガーとして冥利に尽きます。

現在はStarCraft2が無料でプレイできますので、やってみようと思った方は是非やってみてください!

StarCraft2のダウンロード方法はこちら

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コメント

  1. locksleyu より:

    記事ありがとうございます!

    僕はアメリカ人で昔からSCやSC2が大好きなゲームです。今でも時々楽しくやっております。

    ですが、日本語でSC2関連の情報をいくら探してもほとんど何も出てこないというのが不思議でした。それでこの記事を読んで納得した点が多かったです。

    一応英語が母国語なんで特に問題はないのですが、日本語の勉強のためにそういう情報を探しています。一番欲しいのはLowkoみたいな、日本語で話すアナウンサーです。

  2. 名無しさん より:

    エイジオブエンパイア3(以下、AOE3)は日本人多くて流行ってたよ!
    私も4年くらいプレイしてました。
    今となっては良い思い出w

    で、スタクラが流行らない理由は個人的に4つくらいあるかなと思います

    ①日本語対応してない
    ②単純に店舗に商品が置いてなかった
    ③スタクラ2のゲーム性が過激
    ④そもそもパソコンでゲームする習慣がない

    個人的にはこの4つだと思います。
    ①は本記事の内容と同じですね。
    ②ですが、AOE3は近くの電気屋さんで普通に置いてたので、私も試しに買ってやってみたらドハマりしましたw
    ③は、これもAOE3と比較すると分かりやすいですが、開始1分でラッシュが飛んできたり、対空なかったら一発アウト。あとはステルス対応も慣れないと戸惑いますね。
    AOE3はこの点、序盤がゆっくりだしステルスや対空を気にする必要がないのでやり易かったです。
    最後に④。
    パソコンでゲームって結構面倒です。
    私はAOE3は普通のパソコンでやってました。
    しかし、スタクラ2はゲーム用PCじゃないとできないので、この点もハードルが高いかなと。
    普通のPCにもグラボを搭載して欲しいなと思う今日この頃です。

    超個人的な意見ですが、参考になれば幸いです。